ミスター先送り
こんばんは。
ブログ作りましたのツイートもせず、そっとTwitterのプロフィールにURL載せてたら何件かアクセスが。誰よアンタたち!どうもありがとうございます🙇
さて。
今回は、前回言っていた通りイギリスに行っていたことに絡めて、僕の一番好きな乃木坂の曲の話をします。(先に言っておくと、サヨナラの意味ときっかけは個人的に殿堂入りとして省きます)
その前に。
祝え!!!!(あと10回もないなんて信じられん)(元ネタは日曜朝9時テレ朝)
22歳になりました。
毎年この時期になると、僕の誕生日はもちろんですが、全国ツアーが始まりますよね。(全ツが本命)
特に一昨年の全ツ神宮は個人的にはすごい思い出深いというか、記憶に残ってるなーと感じます。
なんでかというと、その当時これが乃木坂のライブ納めになるかなーって思っていたからです。
忙しくなるから〜とかモチベが〜ではなく、そのすぐあとからイギリスにサッカー留学することが決まっていたため。
さすがに1年弱も物理的に参加不可能な位置にいたら、興味もなくなるんじゃねえかな〜と思ってました。そんなことはなかった。がっつりファン続けてます。(意地でもオタクとは言わない)
さて、イギリスの話ですが。(ここから長い)
渡英前、教員を目指していた自分は、教員をしながら社会人サッカーの第一線で活躍していた、高校時代の先生のような生き方に憧れていました。
なので、最初に留学した理由としては、教員採用試験のエピソード作り+純粋にサッカーが上手くなりに行く、というのが正しいです。
当初の予定では、現地のサッカーチームのユース(下部組織)に合流、試合などで認められればトップチームに昇格、という話でした。
ロンドンの空港についた瞬間、「そこのユースチーム行けなくなったから、うちの留学会社のセレクションまで2週間自主練してて」の一言。
「????」と思いながらもそこは真面目な僕、きっかり2週間自主練して見事セレクションに合格します。真面目だからね。
ただその時期のホームステイ先がガチガチのユダヤ教、食事上のルールや外出などの決まりが多く、スポーツするにはあまり向いていない家でした。結果、1ヶ月も経たず退去。
で、2つ目のホームステイ先。
先に言っておくと、ホストファミリーはいい人達でした。良い意味でドライというか、干渉しすぎないというか、家自体も前の家より広いしはるかに過ごしやすかったです。
話は少し変わりまして、その時期、セレクションで合格した留学会社のチームに所属して日々の練習や週末の試合をこなしていたんですが、そのチーム、留学会社だけあって日本人とローカルの外国人が半々くらいの割合。日本人はコーチ留学(コーチのライセンスを取るための留学)の人もおりプレイヤーのレベルもモチベーションの高さも様々。
正直、自分にはもの足りませんでした。実際あんまり勝ててなかったしね。
日本では元いたチームがリーグ戦を闘っており、先輩の最後の試合など頑張ってる情報が入ってきます。
せっかく大金払って、チームを抜けて迷惑かけてまで地球の裏側に来たのに、俺はいったいなーにやってんだと。
秋頃、もっとレベルが高い他のチームを探し始めます。
当然リーグ戦真っ只中なので、セレクションなどはやっていません。練習参加の約束を取り付け、認めてもらってチームに入団、という形しかありません。
所属チームにはリーグ戦途中に他のチームを紹介してください、などとは言えず自分で探すことに。
ウィキペディアに、ロンドン市内のサッカーチームのHPが載ってるリストがあるんですよね(当時は2015年が最新更新日時)。そこで自分が行きたいレベル、カテゴリーのチームに片っ端からメール、または電話をしました。時にはそのチームの監督の携帯に、直接メールを送ることも。
で、コンタクトが取れたのは40チーム中2件。どちらも留学会社のチームから4つ上のカテゴリーでした。
オーストラリアでプレーしていた奴に言わせると、80チーム送っても1つも帰って来なかったこともあったらしいので、まあラッキーでした。
で、どちらも3回の練習参加で合否を決める約束を取り付けました。
所属チームの練習を黙って休み、そのセレクションに行き続ける日々。まあレベルは高い。疲れる。
大体練習は夜なので、ホストファミリーがそろそろ寝るか〜ってタイミングくらいに僕は家につきます。
そこで。
お湯が出ない。
正確には、その家では1日に使えるお湯の量が限られていたのです。
日中や夕方などは使えるが、夜遅く帰ってくるともう使いきってしまっている。
イギリスの冬は寒く、晴れることはまずありません。9月で既に息が白く、曇りが基本で、雨や雪が多い感じです。
そんな中練習して、帰ってきた後暖かいシャワー(イギリスにはお湯を貯めて風呂とする文化はあまりない)がないのはだいぶ、いやかなりキツい。
ホストマザーになんとか自分の分のお湯も残してくれるよう頼みますが、その家は自分以外にも何人かホームステイしてる人がおり、申し訳ないがなかなか厳しいとのこと。出来るならチーム側のシャワー室などの施設を使ってくれと。
いざ使ってみると、結局その後帰る時に濡れてしまい、なんならシャワー浴びないより寒い。
結果、風邪を引きます。
ただ、練習参加という名のセレクション中なので、風邪を引いたからといって休むことはできません。休んでしまったらただセレクションに落ちるだけです。
熱が下がらないまま昼に起きて語学学校をサボり(勉強はしてました、サボりダメ絶対)、午後は他のチームを探し続け、夜から練習に行き、遅くに帰ってくる生活が1,2ヶ月続きます。
その甲斐もあってか、結局練習参加はどちらも3回以上しましたが、なんとかコンタクトをくれた2チームに両方とも合格することができました。
しかし、国際移籍証明書やビザ等の問題から、結局入団の話はなくなってしまいます。
さすがにメンタルも折れ、チーム探しも辞めてしまい、風邪も悪化して元いた留学会社のチームも休んでしまいます。
肉体的にも精神的にもきつく、イギリスに来なかった方が良かったのか、帰った方が良いんじゃないかと考えはじめた頃。
ある1曲が発売されます。(やっと曲の話)
「いつかできるから今日できる」です。
映画「あさひなぐ」の主題歌として発売された曲ですが、もちろん当時の自分は日本にいないので、映画を見ることができません。ていうか今も見れてません。なんかメンタルきそう。ちなみに原作漫画は読んでました。
1番の歌詞が好きで。
「君がやりたいと 始めてみたことなのに
空回りして すべて嫌になったのか?
違う自分になろうとしてたんだろう
密かな決心はどこへ捨てた?」
ここが当時の自分にすごい刺さる部分でした。
自分で目的があって、自分で決めたことなのに、みたいなね。歌詞のまんまですね。
次第に、どんな環境であろうと「何もやらないよりはマシ」ということを思うようになりました。結果はどうあれ、とりあえずやる、続けることに意味があると。特に具体的な解決策を見出だした訳ではないですが、メンタルの構え方が変わったんだと思います。
空回りし続けて、すべて嫌になったけど、ここで辞めてしまったら今までのすべてが無駄になる、だったらとりあえずこのままイギリス生活続けてみようと。
また、メンタルが安定してきたからか、セミプロ(プロほどではなくてもお金が貰える)のチームに入団できなかったからか、いつしか「サッカーでお金を稼いでみたい」と思うようになりました。
そのために、環境は周りは関係なく、明日やいつかでもできることを今日やる、それを続ける、、みたいな。(これは言語化くっそムズい、伝われ)
要は曲聞いてから「やらないよりはマシ」って思い始めて、なんか色々してたよってことです。それだけのことです。
なんで今回これを書いたかというと、その「やらないよりはマシ」精神が最近薄れてきてるのかなーと感じたからです。
まあ、そんな感じで。
僕はいつかできるから今日できるが好きです。
いつでき、良いよね。行けてないけどこれが歌われてるドーム公演のDVDはマジで買って良かったと思う。特に大サビの前の生駒が泣くとこね。
なぁちゃん卒コンの本編ラストがこれだったのも鳥肌でした。
次回は何書こうかなぁ。
そもそもこの俺の中の言語化ブームはいつまで続くのかな〜