To my mate
数ヶ月前、以前僕の在籍していた大学の体育会サッカー部が、部員ブログを始めました。
名だたる強豪チームはもう既に大昔から部員ブログを行っており、1人1回、自分の考えやチームとの関わり方を綴る場所となっています。
うちの大学のサッカー部は人数は多いものの、決して強豪と呼べるほどのチームではありませんが、今年のチーム方針として新しいことを始めることが多く、それの一環として始めたんだと思います。
今回はあるチームメイトの話をします。
彼は別にその部員ブログを書いたわけではありませんが、最近同期の部員ブログを読んでいたこともあって、彼のことを書きたくなりました。
意味がわからなかったり、???と思っても読み飛ばして下さい。ただ思ったことを書きます。夜中だし。
過去のブログ「ミスター先送り」(https://costom-my.hatenablog.com/entry/2019/07/04/174659)などを読んで下さった方はわかるかもしれませんが、僕は1回大学のサッカー部を途中休部、イギリスにサッカー留学をしており、帰国後にまた復部しています。
特別仲が良いチームメイトが数人いるものの、先輩からは「ある程度全員と仲が良い」と言わしめる微妙な立ち位置にいた僕は、留学中帰国後にもう一度自分がチームの中に入れるのか、自分で留学すると決めたことながら気にしていました。
最終的に全員と元通りの関係に戻ることが出来たんですが、その中でも1人、大学入学後から留学中、帰国後もずっと変わらず接してくれたチームメイトがいます。
彼の名前を仮にDとします。
大学に入学し、サッカー部に入部した当初、1年生の中で僕とDを含めた4人が一番上のチームに選ばれました。
しかし、たった1回の練習試合だけで僕とDが下のチームに落とされてしまいました。
それからストレス解消として二人でカラオケに行き、当時曲だけ聞いていた「今、話したい誰かがいる」を歌ったところ。
「え、なに、お前乃木坂わかるの?」
これがDによって僕が乃木坂にハマることが決まった瞬間でした。
それからというもの、練習がない日には二人でボールを蹴り、練習のある日には練習後にカラオケに行きその日の不満を言いながら乃木坂を歌う日々。
結局Dは彼の性格の良さもあり一番上のチームに戻り、試合にも出場するわけですが。
2年生になり、僕もまた一番上のチームに選ばれるようになった頃、僕は留学することを決めます。
そしてその時、あることを彼に言いました。
「4年生になっても一緒にサッカーしよう」
うちの部活は3年生の秋に基本的に引退という形を取り、就活に集中する組とそのまま4年生として部活に残る組に別れるというシステムがあります。
そのため、3年生から主将や副主将が選ばれ、チームの方針を決めていきます。
自分は休学して1つ学年が下になるが、部活の中では恐らく帰国後は同期と同じ学年として扱われるだろうから、3年の秋の後も部活に残ってサッカーをしよう、という意味で発したものでした。
彼は元々大学でサッカーをするなら引退の3年までと決めていたらしいのですが、「わかった」と。
そして僕は渡英。去年の春に帰国。
(帰国5日後にはさっそく彼と生駒卒コンLV見てました。笑)
帰国後復部してからは、僕が一番上のチームの試合に絡み、彼は試合に絡めない日々が続きます。
そして夏頃。
「俺は今年で引退すると思う」
と伝えてきます。
元々サッカーをするのは3年までと決めていた事は知っているし、特に去年は彼は怪我が多い年でもあり、そういう時期なのかなと思ってはいました。
秋に引退。
そして僕はより高いレベルでサッカーをするために別のチームへ。
彼はそのままチームに残ることはしませんでした。
それからも暇があれば二人でボールを蹴っていたし、カラオケにも行っていたし、Dの家にも何回も泊まっていたので、そんなに寂しさは感じませんでしたが。
いつものようにDと二人で飯を食べながら。
その時はまだ今のようにサッカーができない状態ではありませんでしたが、あまり調子が良くなかった時期だったと思います。
ある時、会話の流れでふと僕は聞きました。
「お前、なんでサッカー辞めちゃったの?」
彼はこう答えました。
「お前が部活に残ってたら続けてたよ。」
聞いた瞬間はふざけて誤魔化しましたが、どういう感情か、泣きそうになっていました。
それとまた別の話であり余談ですが、つい先日、部活の一番下のチームの練習試合に参加した時も、引退せずに残っている同期に
「お前はまだ辞めないべきだった」
と言われました。
ここ最近サッカーから離れざるを得ない生活を送っており、チームの試合に絡めない僕にとってはかなりきつい言葉でした。
そして今日。ついさっきまで。
Dにご飯を食べながらそんなことを話しました。
本当はあの時泣きそうだったこと。
ついこの前同期のアイツにあんなことを言われたこと。
辞めない方が良かったかもしれないと思ってること。
もちろん酒を飲みながら、ふざけながらね。
彼はこう言いました。
「それでもお前が決めたことだろ、俺は3年間楽しかったよ」
今回は我慢できませんでした。
酔っ払ってるので文章とか話の流れめちゃくちゃでごめんなさい。
でも今書きたかった。
またちょいちょい編集して文章を変えていきますが、どうか暖かい目で見ててください。
D、またライブ、いこうぜ